空き家を緊急売却するには?最短・最速、何日で?
「空き家の管理が面倒だからさっさと手放したい」「固定資産税の支払いがきてしまうが、払ってまで空き家を維持したくない」「相続したけれど、家よりも現金の方がよい」「家計が苦しいからできるだけ早く現金化したい」「法律が変わって空き家放置は罰金されるらしいから処分したい」、あるいは「事故物件の空き家をさっさと処分したい」など、空き家を緊急売却したいという人の理由は様々です。しかし、売却を急いでいらっしゃるお客さまに共通していることもあります。それは「現金化は最短・最速で何日くらいかかるのか」「いくらで売れるのか」「仲介と買取、どちらが得なのか」を知りたいと思われていることです。
空き家を売却するに当たって知っておくべきこと
空き家を売却するに当たって、所有されている方が知りたいのは物件にどれほどの価値があるのか、いくらで売却できるのか、ということでしょう。売却を検討されている皆様、ほぼ全員が相場、あるいは相場以上で売りたいと考えていらっしゃいます。しかし、物件の価値は場所や条件によって大きく異なります。そのため、土地公示価格などで見て、ご自身が計算されたものと異なる、相場と異なるというのはよくあることです。
空き家物件の売却価格は相場通りではない場合も
例えば不動産市場の需給バランスが崩れている時期であったり、売却を希望する地域の人気や需要が低下している場合、また建物のメンテナンスが行き届いておらず、大規模なリフォーム、あるいは建て替えなどが必要な物件だったりという場合には希望通りの金額で売却できないことが多々あります。
訳ありや事故物件の場合
接道義務が果たされていないような再建築不可の訳あり物件や、事件や事故があったことで心的瑕疵(かし)がある、いわゆる事故物件になってしまうっているような状態にある空き家を売却する場合、相場より大幅に下がってしまうことがほとんどです。
好条件で売却できる可能性も
逆に都心部の駅近物件だったり、物件が不足している人気のある地域だったりすると相場に近い価格で売却できることがあります。空き家となっている物件をすぐに売却したいのか、あるいは多少時間がかかってもよいのか、また、不動産会社による見積もりや買主からの価格交渉で提示される価格に納得できるのかなど、さまざまな状況を鑑みて、総合的に考慮することが、好条件で売却するポイントとなります。
空き家売却、仲介と買取の違いは?
空き家を売却する方法には仲介と買取、二つの方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあります。
緊急売却でなければ、仲介で高く売れる可能性があります
不動産会社を通して、仲介で空き家を売却する場合、多くのお客さまがまず考えるのは仲介による売却ではないでしょうか。売却・現金化を急いでいない場合には仲介業者に入ってもらい、適切な価格設定で売却するという流れになります。仲介であれば、相場に近い価格で売れる可能性があります。
しかし、仲介による売却の場合、物件を購入してくれる買主を見つけなければなりません。そのために物件の広告が作られ、所有されている方の売却意思が広く公開されることになります。広告などをみて、購入希望のお客さまがいらっしゃることになれば、内覧を案内し、価格交渉が行われ、契約となった場合には契約書類を作成し、という手続きを踏みます。
仲介は高く売れる可能性はありますが、緊急売却を行うという場合には売り出し価格を相場よりも大幅に下げることを検討しなければなりませんし、それでも買主が現れるまでは時間がかかる可能性があります。また、手続き完了の時間も考えると、早く手放したい場合、仲介による売却は現実的ではないといえます。
買取は相場より安くなってしまうといわれますが
不動産会社は空き家の買取も行っています。買取で売却する場合には相場よりも安い価格になるといわれています。実際、買取はほとんどの場合、仲介より安い価格が提示されます。しかし、総合的にみると、不動産会社による直接買取でも金額的には大きく変わらなかった、ということも少なくありません。また、売却手続き完了までにかかる手間や時間なども考慮して総合的に考えると買取でよかったと言われるお客様も少なくありません。
例えば費用面で見ると、空き家に残置物などがある場合、その清掃費用は仲介の場合、売主様の負担となります。また仲介の場合、売主様、買主様の双方に仲介手数料が発生します。細々としたものでは各種手続きに必要となる書類の作成費用もかかります。
売却後についても、仲介の場合、売却後に物件に欠陥などの瑕疵が見つかると、売主は責任を問われる可能性があります。特に古い物件や状態が悪い物件の場合、そういった事例が見られます。しかし、買取の場合、不動産会社はそのリスクを前提に買い取っているので、売却後のトラブルを心配することはありません。
また、スピード感でみると、できるだけ早く売却処分したいと考えておられる場合、売却価格の査定に納得されれば、即座に現金化が可能だというのは大きなメリットだといえるでしょう。このほか、空き家となっている物件が事故物件のような場合でも周囲に知られることなく売却できるというのも買取のメリットです。
空き家を緊急で売却するために用意しておくものは?
いざ空き家を売却しよう、空き家売却を急ごうという場合、必要書類が足りず、時間がかかってしまったというケースが見られます。売却を検討される場合、不動産会社へ行かれる前に少なくとも次の3点が揃っているかを確認しましょう。
- 権利書
- 印鑑証明(発行3ヶ月以内のもの)
- 本人確認書類
権利書は物件の所有権を証明するために必要です。まず、これがないと売却ができません。また、印鑑証明書は不動産の売買契約などで、売主の方の実印が本人のものであることを証明する重要な書類となります。本人確認書類は運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの公的な身分証明書です。権利書、印鑑証明、本人確認書類については不動産の権利をお持ちの方が相続などによって複数人いらっしゃるような場合、全員分が必要となることに注意が必要です。
こうした必要書類が全て揃った状態で不動産会社へご相談いただければ、空き家となっている物件の査定後の売却手続きもスムーズに行うことが可能です。
早い場合で3日間、最速24時間で現金化できたケースも
弊社に空き家の売却でお問い合わせいただくお客さまから多く聞かれるのは、「最短・最速の場合、何日くらいで現金化できるのか」という声です。これは条件次第となります。
弊社は早い場合、3日間ほどで現金化させていただいております。これまでの最速は24時間という事例もございました。24時間で空き家を現金化できたのは買取を選択していただいた場合で、手続きに必要な書類が事前に全て揃っていた、査定価格を即座にご納得いただけたなど、条件によるものです。
空き家を売却される際は緊急であるかどうかに関わらず、権利を持っていらっしゃる方が複数の場合は全員の意思統一を図っていただくこと、そして、売却手続きに必要となる書類を全て集めておくことが重要です。
空き家の緊急売却、ご相談は沖建へ
空き家を相続したけれど管理が面倒だから売却したい、相続したけれど住まいは別にあるから売却して現金にしたい、固定資産税を払ってまで空き家を維持したくない、あるいは事故物件になってしまったからできるだけ早く手放してしまいたい、など、空き家の売却について検討されている方、悩まれている方、沖建にご相談ください。弊社は空き家物件、訳あり物件、事故物件の売買仲介や買い取りに多くの実績がございます。特に空き家を緊急に売却されたい、処分したいという場合、最短でお問い合わせ当日の審査も可能となっています。弊社スタッフが迅速かつ慎重にご対応させて頂きます。